【宝塚市】かつて宝塚の顔のひとつであった「映画」にスポットを当てた展覧会が2/26まで開催中です
宝塚はかつて、東洋一とも言われた大規模な映画撮影所があり、当時はまちなかで俳優や映画関係者を見かけることもあったという、映画のまちでもありました。
戦後、日本では映画は娯楽の中心でしたが、宝塚市域でも昭和30年代をピークに映画館が数館ありました。
そんな宝塚のまちと映画とのかかわりの歴史をたどる展覧会「宝塚に映画館があった頃。」が宝塚市立文化芸術センターにて開催されています。
展覧会の内容は二部構成になっています。
第一部では、映画館がランドマークだった頃の、まちの記憶をたどります。
かつてあった映画館についての資料や、当時の映画ポスター、またこの展覧会のために公募で集まった当時の宝塚市域の写真が展示されています。
映画ポスターは、本物の展示はごく一部ですが、他にもスライドショーで見られるものもあります。
ゴジラのようにタイトルですぐ内容がわかるものもあれば、いろいろ想像したくなるようなものもあって、ポスター1枚でじっくり楽しめます。
第二部は「映画館の現在」として、1999年(平成11年)に開館したシネ・ピピアについての展示です。
シネ・ピピアが出来るまで、宝塚市内では約27年間、映画館の無い状態が続きました。
再び宝塚に映画館が出来るまでの歴史も知ることができます。
ここでは、シネ・ピピアで毎年行われる「宝塚映画祭」についての資料も見ることができます。
「宝塚に映画館があった頃。」は2023年2月26日(日)まで開催中です。
また、2月4日(土)には、パートナーズサロンとして、シネ・ピピアの景山理支配人によるトークイベントが行われます。
有料のパートナー会員のイベントですが、会員は観覧無料にもなります。
会員の期限が2023年3月までとなっていますが、せっかくの機会ですので、どうぞご検討ください。
▼宝塚市立文化芸術センター