【宝塚市】5/5(金・祝)、5年に一度の大祭「とんとこ祭り」が行われました。行列の様子を見てきました
2023年5月5日(金・祝)、山本の松尾神社と天満神社の神幸祭「とんとこ祭り」が行われました。
渡御行列は10時からですが、その前に松尾神社で神事がありますので、その間は、お稚児さんや神輿を担ぐ輿丁さん、見物の人が何となくそわそわと神社前で待っていました。
ほぼ定刻に行列が始まりました。
松尾・天満両社の旗を掲げて先導します。
次に太鼓の櫓、子どもが4人で太鼓をたたいています。
猿田彦命が通ります。
ちなみに後ろの人が持っている竹は、ガリガリと音をたてながら引きずっています。
その後ろにお稚児さん、20名だそうです。
保護者も正装ですね。
その後ろでは重そうな旗を持っています。
この日は風が強かったので、煽られてより大変だったかもしれません。
そのあとに雅楽隊が通ります。
笛の音で空気が変わる感じがします。
更に巫女さんが続き、その後ろに、太鼓や唐櫃、お供え物などが運ばれているようです。
最後に、神輿です。
神輿を乗せる台も一緒に運ばれていきました。
例年はこれにだんじりも続くのだそうで、こんなに大きなお祭りが地域にあったことに感動します。
行列は松尾神社から少し遠回りして天満神社へ向かうのですが、普通に歩けば15分ほどの距離を、少しずつ休憩を挟みながら1時間ほどかけて移動しました。
天満神社に到着しました。
こちらでも神事を行いますので、神社を境内まで運び入れていました。
天満神社を出ると、いよいよ御旅所(園芸流通センター)に到着しました。
テントにある席次表で、神輿など運ばれてきたものがどのように設置されたのかわかりました。
あの重そうな旗には玄武や白虎が描かれていたんですね。
御旅所祭が始まりました。
雅楽に合わせて供物のお供え、祝詞などの神事が行われていきます。
巫女さんの舞は美しく、「雅」という表現がぴったりだなと思いました。
玉串奉納が行われた後、着席している行列の参加者や来賓にはお神酒が配られていました。
儀式の終了後は、一般客も参加できるちまき撒きが行われました。
撒くと言っても、衛生上、一つずつ取っていくというものでしたので、落ち着いていただくことができました。
お稚児さんはここで終了となり、この後休憩を挟んで、和太鼓の演奏後、松尾神社へ再び戻りました。
次は5年後です。
今回見られなかった方も、次はぜひご覧になってください。
御旅所祭は、松尾神社・天満神社の間にある山本園芸流通センターで行われました。