【宝塚市】広大な敷地に点在する桜を満喫してきました。「北雲雀きずきの森」
宝塚市の最東部、川西市に隣接するところに、「北雲雀きずきの森」があります。
かつてゴルフ場として開発されたものの、その後放置され荒れていたのを、地域コミュニティ「北雲雀きずきの森きずな会」の方がボランティアで整備しています。
駐車場のある北入口へやってきました。
道の左側(南)がきずきの森、右側(北)に県立川西明峰高校があり、川西市になります。
奥の山にもう桜のピンクが見えています。
敷地全体は、ゴルフ場だっただけあって、アップダウンもありますし、なかなか広いです。
犬のお散歩や、ジョギングをしている方もいらっしゃいました。
園内地図です。
実際にはもっと細かい道もあり、現地で紙の散策マップも置いていますので、それを貰っておくのがおすすめです。
今回はやはり桜を見たいと思いますので、西側の「さくらの林」に行ってみましょう。
ゲートから入って、宝塚医療大学との境の辺りがさくらの林です。
エドヒガンザクラを植樹しているということですが、ヒガンザクラはその名の通り、彼岸の時期の開花なので、ピークが過ぎているのかもしれませんが、細い若い木はまだつぼみも多かったです。
さくらの林以外にも、全体にいろいろな種類の桜の木が点々と生えていて、それぞれに見頃を迎えていました。
それにしても、自然に生えている桜って、こんなに背が高いものなんですね。
ぶらぶら歩いていると、敷地の南側にある花屋敷荘園入口に来ました。
この奥に「みはらし広場」がありますが、その前に、枝垂れ桜が目に入りました。
こちらは五分咲きくらいでしたので、これから見頃を迎えます。
みはらしも最高です。
手前は花屋敷グラウンド、奥に伊丹空港が見えます。
南東向きなので、初日の出スポットでもあるそうです。
このみはらし台はバリアフリーになっていて、申請が必要ですが、すぐそばまで車を入れることも出来ます。
園内の楽しみは、植物だけではありません。
写真では撮れませんが、あちこちでウグイスのさえずりが響いていました。
中央から少し東にある「野鳥の草原」では、軽快にカカカカッと木をたたくような音がしていたので、キツツキもいるようです。
ちなみに、小さい虫が顔の周りでずっと目に入りそうな勢いで飛んでいたので、それだけ自然の環境が整っているようです。
この日は14時ごろに来て、2時間以上滞在していましたが、隅々まで巡るならもっと時間がかかりそうです。
そして写真を撮っていて思ったのは、ここは西側に山があるので、日が沈むのが早く、山の方向を撮ろうとすると逆光になるし、もろに太陽が入ってきました。
午前中に来たほうがゆっくりできるし、写真も撮りやすいかもしれません。
まだ桜の花期に間に合いますので、ぜひお越しください。
▼北雲雀きずきの森