【宝塚市・川西市】晩秋の最明寺滝~満願寺をハイキング。初心者向けの歩きやすいコースです
神秀山満願寺は、川西市多田の多田神社との所縁などから住所は川西市ですが、宝塚市内に飛び地としてあるので、必ず宝塚市を通らないと行けないようになっています。
今回は阪急山本駅からハイキングコースを歩いて行きました。
山本駅から満願寺までは、まっすぐ行けば徒歩40分ほどですが、ちょっと寄り道をしましょう。
石門を左に行けば満願寺へのルートですが、右へ行けば最明寺滝があります。
この滝は、最明寺入道と呼ばれた北条時頼が修行したと言われるところで、「最明寺」というお寺はありません。
滝から先には行けませんので、門まで戻って進みます。
途中また分かれ道があり、右が満願寺へのルートです。
左へ行くと宝塚ロックガーデンから中山山頂へ行くことが出来ます。
井植山荘の横を通り、その後、本来は右へ行きますがもう一度寄り道して、行き止まりと書かれている左へ折れますと、「大聖不動明王」が祀られています。
この場所は、地図を見る限り、おそらく最明寺滝の上流だと思われますし、最明寺滝の手前の石門にも「大聖不動尊」とありますので関連がありそうに見えますが、そういった解説が周りに見当たらず、謎が深まるばかりです。
満願寺に到着しましたが、時期的に、七五三も紅葉のライトアップも終わっていたので、静かな境内でした。
敷地内には里山も整備されており、そこにピザ窯もありますが、こちらも利用できるのは4月~11月ということで、今はシーズンオフといった感じです。
それでも、坂田金時の墓や八十八ヶ所巡拝路など見どころはたくさんあって、ゆっくりと時間を過ごせます。
また、ここから更に多田神社まで歩けるハイキングコースもあるので、歩き足りない方はチャレンジしてみてくださいね。
所要時間は1時間ほどだそうです。
満願寺へは、阪急雲雀丘花屋敷駅からバスに乗れば、山道を歩かなくても行くことが出来ます。