【宝塚市】日本遺産に登録された「西国三十三所観音巡礼」の二十四番札所、中山寺は実は巡礼始まりの地であった!?

「西国三十三所観音巡礼」は日本最古の巡礼路で、和歌山から岐阜県までの観音霊場が初めて定められたのが、718年(養老2年)。
中山寺ホームページによると、徳道上人という人が閻魔大王から33個の宝印を授かり、それに従い観音霊場を定めましたが、当時は浸透しなかったため、それらの宝印を中山寺の石の櫃(からと)にしまって機が熟すのを待ったと言います。

こちらが石の櫃。(奥にあります)
中山寺古墳(白鳥塚古墳)とも言われています。

中山寺にある石の櫃

2018年は、それから1300年の記念の年であるということで、2020年まで「西国三十三か所草創1300年記念事業」も行われています。
一方、文化庁が、我が国の文化や伝統を語るものとして「日本遺産」の認定を始めましたが、2019年に「1300年続く日本の終活の旅」としてこの「西国三十三所観音巡礼」が選ばれました。

西国三十三所観音巡礼第二十四番札所中山寺

中山寺の前の道は、23番札所の勝尾寺(箕面市)から25番札所清水寺(加東市)に続く巡礼路であり、山本から清荒神へ続くこの辺りは、当時の面影を残していますので、今も史跡巡りをしながら歩いて楽しむことができます。

まさに「西国三十三所観音巡礼」の始まりの場所ともいえる中山寺に、改めてお参りしてみませんか。

(まんぢう)

まんぢう

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