【宝塚市】新年の初詣は歴史にゆかりのある近所のお寺に行ってみるのもオススメです!
いよいよ今日は大晦日ですね。そして明日からは一年で最初のビッグイベントである初詣。前回初詣にオススメの神社をご紹介しましたが、歴史上の人物や出来事にゆかりのある近所のお寺に行ってみるのもオススメです。今回は4つのお寺をご紹介します。まずは小浜にある浄土真宗本願寺派のお寺、毫摂寺(ごうしょうじ)。戦国時代には寺内町として発展し、毫摂寺が小浜の中心地となっていたようです。江戸時代になってからは、京伏見街道、西宮街道、有馬街道が交わる宿場町として発展。当時は交通の要衝ということでこの小浜が宝塚の中心だったようです。境内の鐘も大きく立派です。小浜は武将の往来も多くあったようで、あの豊臣秀吉が有馬湯治へ行く際に千利休を伴ってこの地に宿泊したとされます。初詣がてら、かつての格式ある宿場町の趣を残す小浜を散策してみるのも楽しいかもしれません。続いては宝塚神社に隣接するお寺、平林寺。聖徳太子にゆかりがあり摂津国七大寺の一つとして創建したと伝えられている武庫七寺の一つのようで、御本尊は市の指定文化財となっているそうです。風情のある平林寺の鐘。平林寺は高台に位置していますが宝塚神社に比べ極端な坂道もなく、手軽に行きやすいお寺になります。次は通称「宝塚の聖天さん」と呼ばれている宝塚聖天。建立は1919年(大正8年)と比較的新しく、境内の中には池があり住宅街の中でありますが静かなお寺です。宝塚の開発に尽力した平塚嘉右衛門の石碑があるお寺としても知られているようです宝塚聖天の鐘は市営の霊園の中にありますので今回は外から拝見することに。この場所もなだらかな高台にあるため鐘の位置からは大阪平野が一望できそうです。そして最後は塩尾寺(えんぺいじ)。ここも聖徳太子が建立したと伝えられる武庫七寺の一つ。ベンチとそばに佇む鐘はどこか親近感を感じます。温泉の根源とされ潮泉山の山号を持つ塩尾寺は宝塚温泉ともゆかりがあるようで、境内には開湯800年のポスターも設置されています。塩尾寺に行くには長い長い坂道を登る必要がありますが途中で見える景色は標高が高いこともあり絶景です。市内の初日の出スポットとしても押さえておきたい場所ですね♪それでは皆さま良いお年をお迎えください!
毫摂寺はこちら↓
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