【宝塚市】荒神さんへ初詣に行く前に、清荒神清澄寺の旧寺跡「旧清遺跡」について知っておきませんか
2023年の初詣は、どちらへお越しになりますか。
宝塚市内なら、清荒神清澄寺へお参りする方も多いと思います。
その清荒神清澄寺が、昔は別のところにあって、それが遺跡として残っているのはご存じでしょうか。
その「旧清(もときよし)遺跡」について、発掘調査内容や出土した遺品の展示が、宝塚市立小浜宿資料館にて行われています。
旧清遺跡がある場所は、売布きよしガ丘、現在の清澄寺から少し東に寄った、やはり高台にあります。
現在この辺りは住宅地ですが、昭和44~45年、この宅地造成をする際に本格的に調査が行われたそうです。
最初は古墳だと思われていたこと、鎌倉時代までは存続していた可能性があることが分かった反面、創建時期、移転時期に関しては不明な点が多いことなどもこの展示で知ることができます。
現在の旧清遺跡は公園の中にあり、一部が緑地として残っていますが、遺跡全体ではそれよりもっと広い範囲で発掘されたようです。
この調査で出土した遺物も展示されています。
期間 2022年10月1日(土)~2023年3月19日(日)
場所 宝塚市立小浜宿資料館 特別展示室
時間 10:00~15:00(入場~14:45)
休館 毎週月・火曜日、年末年始(12月28日~1月4日)
第14回宝塚学検定の関連企画として「宝塚の文化財(住宅)巡り」が行われていますが、そのスタンプが資料館の入口に設置されていました。
このスタンプを押して応募すると、第14回宝塚学検定の得点が加算されるというものです。
スタンプの設置は2023年1月29日(日)までです。
宝塚市立小浜宿資料館は、阪急売布神社駅・清荒神駅から徒歩約15分のところにあります。