【宝塚市】平井にある「雲雀山西尾根古墳群」を知ってる? 古墳の写真や出土した遺物を展示しています
宝塚市立小浜宿資料館で、2022年9月18日(日)まで行われている企画展は、「ミニ企画展 発掘!たからづかVol.2 雲雀山西尾根古墳群-「雲雀山西尾根古墳群発掘調査報告-B支群の調査-」より-」。
展示室の一面だけを使った、本当にミニ企画展です。
雲雀山西尾根古墳群は、古墳群というだけあって比較的広い範囲にあり、北から、未調査のA支群、今回の展示で見られるB支群、消滅したC支群と分けられています。
中山から山本にかけて東西に延びる山裾には、八角形の中山荘園古墳、巨大な粘土槨を持つ長尾山古墳など名の知れた古墳がありますが、それ以外にもこういった小さな古墳がたくさんあり、消滅したものも多い中、発掘調査が行われ、その中で発見された遺物を見られる貴重な展示です。
場所は平井4丁目11付近ということですが、この発掘調査は住宅開発に伴うものだったということで、現在は完全に住宅街になっています。
古墳は現地で地下保存されているということで、この街のどこかに今も埋まっているのですね。
また、グーグルマップに雲雀山西尾根古墳群の場所が出ていましたが、これはA支群を指していると思われます。
そちらを見てきた様子は、下の記事をご覧ください。
▼宝塚市立小浜宿資料館