【宝塚市】手塚治虫が遊んだという千吉稲荷神社とその周辺の森。いつまでも残ってほしい風景です
手塚治虫は子供の頃、宝塚駅の北側エリアの御殿山に住んでいましたが、近くに、手塚治虫が「猫神社」と呼んでよく訪れていた、千吉稲荷神社があります。
神社はこじんまりしたものですが、周辺がほとんど住宅街となっている中に、森に囲われて時が止まったように、そこにありました。
手前の田んぼと併せていつまでも残ってほしい風景で、ぜひ見ていただきたい場所ですが、土地勘が無いとたどり着くのが難しい場所なので、宝塚駅からのルートをご紹介します。
まず、宝塚駅からユニベール宝塚を抜けて、祠のような場所の横の坂を上ります。
坂を上ると横に通る道(有馬街道)に出るので、左に曲がり、次に右に細い道があって、そこに「千吉大神」の矢印が出ています。
そのまま道なりに進むと、もう一度矢印が出ているので、その陰に入るとすぐです。
ちなみに、写真奥のほうへまっすぐ進めば御殿山へ抜けられるので、逆に言えば御殿山方面から来ることもできるのですが、看板などが一切出ていないので、今回お伝えしたルートでのお越しをお勧めします。
手塚治虫が見ていた頃のまま残されたかのような風景と、青臭い香りをぜひ体感してください。
ただし、森の中は蚊がすごいので、それだけお気を付けくださいね。
千吉稲荷神社は、JR宝塚駅から徒歩約10分のところです。