【宝塚市】宝塚唯一の映画館シネ・ピピアを次世代に繋いでいこう!新しい座席にリニューアルするための募金が行われています。
宝塚市の唯一の映画館、売布神社駅にある【シネ・ピピア】で将来を見据えて支援が呼びかけられています。
阪神・淡路大震災の復興の中で誕生しました。オープンしたのは1999年、宝塚市内では唯一の映画館となる「シネ・ピピア」は開館30周年を2029年に迎えます。記念すべき日に向け大規模な座席改修と運営費を賄うための募金活動「シネ・ピピア〈次世代に繋ぐ〉プロジェクト」が2025年10月30日まで行われています。

※画像はイメージです。
募金活動が始まったのは2025年8月1日、しかし9月末時点で寄付総額は目標の3分の1とのこと。これでは座席入れ替えをはじめとする必要経費をまかなうことができず、映画館の存続が危ぶまれるようです。
返礼記念品に現代美術家大野良平さんデザイン「生」缶バッチ
宝塚在住の現代美術家、大野良平さんが毎年、宝塚大橋南詰で「街と人の心の再生」を願い創作される「生」の石積みオブジェ。阪急電車の窓からご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか?募金への返礼記念品として、その「生」をデザインした缶バッチが造られたとのことです。震災からの「心と文化の復興」を掲げて開設したシネ・ピピアならではの記念品となっています。

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阪神・淡路大震災という大きな苦難を乗り越えて、文化と芸術の街宝塚の復興を支え、人と人とのつながりを支え続けたシネ・ピピア。次の世代へとこの思い入れ深い映画館をつないでいくために、皆さんの支援が必要となっています。公開30周年を目前に控えたシネ・ピピアの「再生」と「未来への希望」を、地域の力で支えていきたいですね。
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