【宝塚市】クスノキが動いた!? 旧宝塚ホテル前にあるシンボルツリーの移植作業が行われたようです。
旧宝塚ホテル跡地では現在マンション建設工事が進んでいますが、ホテル入口にあったクスノキの巨木は、そのために移植されることになっていました。
工事現場には、ホテルの歴史とともに、それを引き継いでいくクスノキとその移植についてパネルで解説されています。
昨年2022年2月に移植のための作業が行われ、根と枝を切り、全体に布が巻かれました。
その後1年間養生するとパネルに書かれていたので、一体どこで養生するのだろうと思っていたのですが、結局その場で養生していたようです。
それから一年が経ち、いよいよ移植の日がやってきました。
2023年3月9日です。
ただ、全体の作業としてはこの一週間をかけて行われるようです。
下の工程表では、その他の欄のところです。
さて、当日9日の8時半ごろの様子です。
一年のうちに新芽がはみ出るほど伸びていて、元気そうです。
上から撮っている写真は、すべて隣の阪急宝塚南口駅のホームからです。
そして翌10日の同じ時間にやってきました。
・・・ちょっと動いたかな?
ゲートと見比べると動いたのがわかります。
元々、大移動するのではなく、道路を拡張するのに少しかかるためにその分だけ動かすということでした。
解説パネルによると、移動距離は約7mとのことです。
これからまた元気に根付いていってほしいと思います。
旧宝塚ホテル跡地は、阪急宝塚南口駅西側すぐのところです。