【宝塚市】富岡鉄斎ゆかりの「聖光文庫」で鉄斎の企画展があるらしいけど、鉄斎美術館の展示と何が違うの?
宝塚市立中央図書館内にある聖光文庫は、鉄斎美術館の寄贈を受けて設立されたという経緯からも分かるように、両者はとても関連のある施設です。
その二者の共催企画展として「京都画壇と鉄斎-富岡鉄斎旧蔵資料を中心に-」が、聖光文庫にて開催されています。
鉄斎美術館の展示は主に鉄斎本人の作品が見られますが、今回の聖光文庫での展示品は、鉄斎の作品というよりは、鉄斎が所蔵していた図書や資料などがあり、また鉄斎美術館と聖光文庫の両方の所蔵品が見られるということなので、鉄斎美術館で見る展示とは一味違うものになるようです。
鉄斎やその作品について、より深く知ることのできる展示と言えそうです。
併せて、鉄斎美術館別館では「清荒神と鉄斎」展が始まりますので、両方を一気に見るというぜいたくな鑑賞の仕方も出来ますね。
〇鉄斎美術館・宝塚市立中央図書館聖光文庫共催企画展「京都画壇と鉄斎」
期間 ~2020年2月9日(日)※毎週水曜、第2金曜は休み
会場 宝塚市立図書館 聖光文庫
〇開館45周年記念「清荒神と鉄斎」前期展
期間 2020年1月5日(日)~2月9日(日)※水曜休み
会場 鉄斎美術館別館「史料館」
どちらも入場無料です。
また、鉄斎美術館「聖光殿」は現在休館中とのことです。
聖光文庫のある中央図書館の場所を示しておきます。
鉄斎美術館別館は、そこから北側へ徒歩約15分、清荒神清澄寺内です。
(まんぢう)